どうも！オートショップサンキョウの長井です！

タイトルにも書いてる通り現状日本で最高峰のガラスのウロコ取り【Ceres】について本日は書きたいと思います！

僕自身もここまでガラスのウロコ取りで再生数が伸びるとは思っていませんでした。みなさんすごく悩まれてるんだなっと思ったこととそれをどう広めていけばいいかを常日頃考える毎日です。

まずこちらの商品は他社製品と同じく主に「酸化セリウム」と言うレアアースを使っています。

セリウムに関して詳しくお伝えするととても長くなるので簡単に言うと柔らかくてすぐ酸化する金属と思ってください。

実はセリウムにはグレードがあります。

一般的に販売されているウロコ取りに使われるセリウムは「工業用グレード」といいまして9μm【マイクロメートル】と言う大きさのセリウムが使われております。安価で入手しやすくさまざまな場所や商品で使われています。ですが粒が大きい分傷も太く大きくなります。さらに柔らかすぎるため強固な鱗は剥がせません。

対するセレスは「精密工業用グレード」となり粒の大きさは0.7μmになります。これはカメラのレンズを研磨する際に使われる大きさです。

カメラのレンズには傷がつくような研磨剤は使用出来ません。精密工業グレードは粒が小さいので傷自体も細く目立ちません。さらに工業グレードに比べとても硬くしっかり磨けます。ですがその分この規格のセリウムは高価になります。

そして磨く際に発生する摩擦熱にもセレスは対処するためさまざまなつなぎ剤が混ぜられています。

以上理由から他のウロコ取りに比べますとお値段が高くなってしまっています。たくさんもっと安くならないのかとお声はいただいているのですが高価な精密工業用グレードのセリウムの仕入れが高いためどうしても今はまだこのお値段が結構ギリギリなんですごめんなさい。

その代わり性能は折り紙付きです！先ほど書いた通りカメラのレンジの研磨に使われるものですので、簡単にウロコをしっかりこそぎ落としワイパー傷までならしてしまう性能です。

油膜なんて本当に動画のように1〜3秒で落ちてしまいますし、ウロコでもスパッと取れてしまいます。

本当に頑固なウロコも取り方を知っていれば取れます。こちらをご覧ください。

こちらはお客様からご相談いただいたガラスなのですがセレスをかけてもどうしても取れないとご相談を頂いた物になります。

お話を伺うとウロコや油膜取りをせずに某撥水剤を使用し、撥水が切れたらまた塗ってを繰り返したとのことでした。

その結果ウロコの下に撥水剤とウロコや油膜が混ざったものが何層にも重なってしまいガラスがボコボコになってしまっています。

この強固なウロコでもセレスは取ることができます。

まず手施工でも機械施工でもこの場合は水をかけずに施工してください。伸びませんので量を使うことにはなりますが高い研磨力が出ます。手施工の場合は長時間すると思ってください。そしたら取れます。その他の製品でもこのレベルだと長時間になりますしそもそも取れません。

このレベルでしたらおすすめはやはり機器を使うことです。当社で推奨してますポリッシャーは最大回転数が1分で12,000回転です。効率が全然違います。

機械で水をかけない状態でゆっくり動かしていってください。しっかりウロコや残った撥水剤を掻き落としてくれます。

「商品代とレンタル代でとても高くなるじゃないか！」と言われそうですがガラス屋さんに行けばもっとお高いですし下手をすれば酸で溶かされてこんな動画のようなガラスになる可能性もあります。

ガラスのウロコ取りは本当に有名商品からマイナー商品までたっくさんありますがほとんどが工業用グレードのセリウムですからフロントガラスに使うと傷が入るものも多いですし、取れないっとなるものもたくさんあると思います。

当社の製品は数々のディーラーさんで使われてきた実績ある商品ですのでご安心してご利用ください。ガラスの上についてるものでしたらしっかり落とせます。

次回はそんなセレスでも落とせないガラスの凹みについてお話ししたいと思います。その状態はもうウロコではなくガラスが変質してしまってますのでガラス交換か歪んで見えにくくなるレベルで削るしかありません。そうならないための方法も交えてお伝えしますのでよろしければショップをフォローしてお待ちください。

では！！